ツーリングレポート、余部鉄橋編(2007年5月23日) |
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朝7時過ぎ目覚まし時計の音で目を覚まし、眠い目を擦りながら先ずは窓の外を確認。天気予報の通り快晴!絶好のツーリング日和です。
予定通り余部鉄橋を見に行くことにします。
なにゆえに「余部鉄橋」なのか?
先日、新聞で「余部鉄橋の架け替え工事が来月から本格的に始まり、完全な姿の余部鉄橋を見ることが出来るのは5月いっぱい」と言う内容の記事を見て、ならば見納めにとノコノコと見物に行くことにしたわけです。何とも単純な理由です。
因みに架け替え工事は2010年完了の予定ですので、もうしばらくは鉄橋を見ることが出来ます。
さて、出発です。でもその前にタイヤの空気圧をチェック。チョッと少ないようなので手動の空気入れでシュコシュコと地道に空気を入れます。毎度のことながら出発前から大汗をかいて、いきなり休憩です。何とかせねば・・・。
今度こそ出発です。先ずは国道29号線を北上します。
平日なので大型トラックや乗用車が入り乱れ、おまけに道路工事なども重なり混雑しています。一先ず「道の駅みなみ波賀」を目指し、我慢のツーリングです。
みなみ波賀で一休みし、気分を入れ替えて出発します。
みなみ波賀まで来ると交通量はかなり少なくなり、快適です。
ただ、追い越し禁止区間は延々と続きます。若桜鉄道の若桜駅を過ぎた辺りに僅かに追越が出来る区間があり、ここが唯一合法的に追越が出来る場所です。
とは言っても信号は無く交通量は少なく、道を譲ってくれる車もあるので基本的には気持ちの良いツーリングが楽しめます。
写真では分かりませんが、先頭にはLNGを積んだタンクローリーが2台走っていますが、今日は直ぐに道を譲ってくれました。感謝!
因みに、このタンクローリーは関西電力の姫路LNG基地から鳥取ガス本社へほぼ毎日LNGを運んでいます。時間もほぼ決まっていますので、この時間(10:30頃)に戸倉峠付近を通過すると遭遇するかも。
話を元に戻します。
久しぶりの戸倉峠です。若葉の緑も日増しに濃くなり若葉の風薫る季節、本当に気持ちのいいワインディングを美しい緑を眺めながらゆったりと駆け抜けていきます。
戸倉峠の兵庫県側は道幅の広い高速コーナーが多く比較的ハイペースなワインディングが続きます。
一方、鳥取県側は低速コーナーが多くタイトなワインディングが続きますが、登板車線が多く鳥取県側からアプローチをする時は助かります。
そのまま国道29号線を走り鳥取市内を抜け、鳥取砂丘を目指します。
 周囲の道路から砂丘を見渡せる場所を探しますが見当たりません。やはり展望台に上がって高い所から眺めなければ見えそうにありません。
そこで、案内板に従って「砂丘センター」の展望台へ向かいます。幸い駐車場も展望台も無料なので助かります。
展望台に到着すると駐車場には観光バスが十数台!かなりの賑わいです。
早々に退散し、本日の目的地「余部鉄橋」を目指します。
展望台を後にして、県道319号線を走ります。距離は短いですが日本海を横目に見ながら防風林の中を駆け抜ける気持ちのいい道です。
 その後、国道9号線、国道178号線、県道294号線を乗り継ぎ網代漁港へ、更に県道155号線に入ります。
漁港近くでは非常に狭い道です。ツーリングマップルでは「道幅広く海の眺めもバツグンの快適ルート」と記載がありますが、道幅の広い区間は一部で、民家の軒先をかすめるような所もあり快適とは思えませんが、海の眺めはバツグンです。
再び国道178号線へ合流し余部を目指します。道中、居組辺りで急勾配でタイトコーナーが連続するハードなワインディング区間がありますが、おおむね快走路です。
しばらく国道178号線を走っていると突然視界に飛び込んでくるのが本日の目的地、「余部鉄橋」です。
 鉄橋の周辺には三脚を担いだカメラマンがウロウロ、遠くの方にも大きなレンズを付けたカメラを三脚に据付け、鉄橋を狙うカメラマンがいっぱいです。平日にもかかわらず2〜30人は居るでしょうか?休日ともなれば大変な事になってしまうのも分かる気がします。
カメラの前を横切らないように気を使いながら、しばらく歩いて散策しながら何枚か写真を撮りましたが、思うような構図で写真を撮るのはなかなか難しいですね。だからと言って入っちゃいけない所へ入っちゃダメですよ。お巡りさんが見てますからね。
さて、本日の目的は果たしたので、自宅に向けて進路を取ることにします。先ずはそのまま国道178号線で香住まで走り、県道4号線を南下します。
矢田川に沿って広い2車線の超快走路が続き、豪快なツーリングを楽しんでいるとあっと言う間に国道9号線です。国道9号線に入ると交通量は多いものの比較的流れは良いです。
その後和田山の市街地を避けるべく、県道272号線、県道6号線、県道136号線、県道70号線と乗り継ぎます。県道136号線辺りを除いていづれの道も快走路です。特に県道70号線は適度にコーナーが続き退屈することなく朝来ICへ到着です。
  
そのまま播但連絡道路で帰るつもりでしたが、まだ明るいので国道312号線を少し南下し、国道429号線を西へ。
銀山湖までは街中を通るためやや狭い道が続きますが、銀山湖の辺りでは1.5車線程度のタイトコーナーが連続し、景色を楽しむ余裕はあまりありません。銀山湖を過ぎて黒川渓谷へ入ると道幅も2車線に広がり、美しい景色を眺めながら渓谷沿いのツーリングを楽しみます。ただし、生野峠辺りは非常に狭い道です。
【国道429号線の詳細は別途レポートをアップしています】
国道427号線へ抜けると「道の駅 R427かみ」までは道幅も広く胸の透くような高速ワインディングが楽しめるのですが、ほんの数分で終わってしまうのが残念でなりません。
その後、そのまま国道427号線を南下し、帰路に着きました。
本日の走行距離;400km |
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