ツーリングレポート、高野龍神スカイライン&メロディーロード編(2007年9月19日) |
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前回のツーリングからまたしても1ヶ月以上の時が過ぎてしまいました。厳しい暑さにすっかりバイクライフが夏休み中の今日この頃です。
今日は大嫌いな早起きをして、少しでも涼しい間に走りたいと思います。
今日の行き先は「高野龍神スカイライン」です。
朝、夜が明ける前からベッドから這い出て、眠い目を擦りながら朝飯を食べ、念の為にテレビで天気予報をチェック。前日の予報と同じく快晴です。
バイクを引っ張り出して出発の準備をしていると、徐々に空が白じんできました。早速、愛車のCBにもお目覚めいただき、ただ、早朝ですからご近所さんに気を使いつつ暖気は無しで出発です。
5:30頃に自宅を出発し、先ずは阪神高速を「京橋IC」まで走り、ハーバーハイウェイへ入ります。
ハーバーハイウェイの料金所のおっちゃんが元気いっぱいに右手を上げて合図をくれます。こちらも軽く左手を上げて料金所をスルー。ご存知の通りハーバーハイウェイはバイクは無料です。「そんな合図じゃ、知ってる人しか伝わらんで〜」と思いつつ阪神高速湾岸線へ入ります。
湾岸線の料金所では「須磨IC」で貰っていた「乗り継ぎ券」を渡して通過します。「京橋IC」や「摩耶IC」の出口では貰えないので注意です。ETCだと関係ないんですけどね。詳しくは阪神高速の乗り継ぎ案内で確認してください。
湾岸線に入り「りんくうJct」から「関西空港自動車道」へ入り「泉佐野Jct」を経て「阪和自動車道」、「南海湯浅道路」へと入り、「吉備IC」を目指します。
早朝ですの交通量は少ないですが、堺市に入った辺りから大阪方面行きは混雑し始めています。混雑を横目にこちらは快調!和歌山から南側ではチョッと交通量が多かったですが、快調そのものです。しかし、これだけの料金所を通るとバイクにもETCが欲しくなりますね。みなさんETC付けてます?
7時過ぎに「吉備IC」を通過、思っていたより早いです。
「吉備IC」を降りて県道22号線を東に向かい、国道424線へ入り、龍神村を目指します。国道424号線は有田川沿いの区間は2車線の心地良い快走路ですが、有田川を離れ修理川沿いに入ると1.5車線の見通しの悪いクネクネ道が「道の駅 しらまの里」付近まで続きます。
しらまの里を過ぎると再び2車線の快走路となり、紀伊半島の中心部へ近づくに連れ、雄大な景色の中をゆったりとしたツーリングが楽しめます。
道中、椿山ダム湖に架かる吊り橋が目に入ったので何気なく止まってみると、パーキングの横に何らや案内看板が・・・。読んでみると「ヤッホーおじさん」推薦の山彦の案内看板でした。つ〜か「ヤッホーおじさん」て誰やねん!何者?「日本一楽しい山彦」って、勝手に宣言しちゃってます。
近くに道路工事のおっちゃんが居たので、一人で「ヤッホー!」って叫ぶのはチョッと恥ずかしくて、どれほどの山彦が返ってくるのかは確認しませんでしたが、どなたか確認してください。
  
椿山ダムを後にし、更に国道424号線を龍神村方面へ向かいます。
幾つものトンネルを抜けながら2車線の快走路が続き、ダム湖を横目にのんびりと景色とツーリングを楽しみながら走っていると甲斐トンネルに入ったとたん真っ暗で道が見えません。あれ???目がおかしくなったのか?ヘッドライトに手をかざしてみるとライトが点いていないようです。直ぐにバイクを止めて確認してみるとヘッドライトが球切れの模様。予備電球は積んでいるもののハイビームは点灯するし、交換するのも面倒臭いな〜・・・まっ良いか。日が暮れるまでに帰るってことで、No
Problem。
その後、国道425号線を経て国道371号線「高野竜神スカイライン」へ。
  
高野龍神スカイラインは以前は有料道路でしたが、2003年10月から無料になりました。ただ、それと引き換えに交通量が増えてしまったようですが、さすがに平日の9時では、空いています。
遅い車に引っかかることもほとんど無く、一気にワインディングを駆け抜けていきます。元有料道路だけあってよく整備された2車線の快走路で、ややアップダウンがキツイですが、距離が長く存分にワインディングを楽しめることでしょう。
高野龍神スカイラインを走り終えたところが高野山です。さすがに10時も過ぎると平日とはいえ駐車場には大型観光バスが並んでいます。そこかしこでお年寄りが団体で歩いています。いまや世界遺産ですからね。
高野山からは国道480号線を西へ、1.5車線の狭く急勾配のクネクネ道が続きます。この道は観光バスも頻繁に通り、そのおかげでしばしば渋滞が発生し、非常に走りづらい区間です。今回は観光バスの後ろに着くこともなく、すんなりと通過する事が出来ましたが、運が悪いと観光バスの後ろをダラダラと走る羽目になるかもしれません。
 その後、国道370号線に入り紀美野町にある「メロディーロード」を走るべく海南市方面に向かいます。バイクでメロディーロードってどうなの?聞き取れるの?って感じですが、とにかく行って見ないことには分かりません。ちなみにメロディーロードは東行きにしかありませんので、看板を見落とさないように注意してください。
早速走ってみます。聞こえます。以外にもちゃんとメロディー(ノイズ?)が聞こえますよ、メロディーは分かりませんが・・・。おそらくスピードが速すぎたんでしょうね、制限速度の40kmぐらいで走らないとダメなんでしょう、当然ですね。
更に2回ほど走って「♪見あ〜げてごらん〜夜の〜ほ〜しを・・・」、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」かな?帰宅後、答え合わせをすると、正解!でした。
 メロディーロードを後し、次は有田川町にある「あらぎ島」に立ち寄ることにします。
国道370号線から県道19号線を通って国道480号線に出ます。県道19号線はツーリングマップルによると「龍神街道」と記載があるので、そこそこ整備された道だと勝手に想像していましたが、途中で道が無くなるんじゃないか?と思うほど細い区間や、気が付いたら農家の庭先に居るんじゃないか?と思うほどの道で、予想に反して酷い道でした。
何とか国道480号線に出て、少し東へ走るとあらぎ島への小さな案内看板があります。案内に従って進むと、直ぐにあらぎ島を一望できる小さな展望台へ到着です。
有田川の侵食により特異な扇形の土地に棚田が広がります。「日本の棚田100選」にも選ばれた美しい風景が広がります。一面黄金色に輝く稲穂を見たかったんですが、既に稲刈りが始まっていました。一足遅かったようです。
 さて、あらぎ島を後にし、再び国道480号線を西へ走り、で「吉備IC」を目指します。有田川の流れに沿って緩やかなカーブが続きます。交通量も少なく、快適な2車線道路です。
あっと言う間に吉備ICに到着です。ここからは来た道をそのまま帰るだけです。
途中、泉大津PAで休憩している時に何気にリアタイヤを眺めると、「あーっ!!!釘刺さってるやん!」
取りあえずどの程度空気が漏れているのかを確認するも、漏れは無い。このまま家まで走るか?それともこの場で直すか?修理キットは持ってるけど・・・。しばし考え、空気が漏れていないので家に帰ってからゆっくり修理する事にして、泉大津PAを出発してからは大人しく走って無事自宅まで辿りつき、ほっと一安心。
今回のツーリングはアクシデント連発でしたが、大事に至らず助かりました。
日頃からメンテナンスをサボり気味の管理人へ何かの暗示か?!
本日の走行距離;520km |
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