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ツーリングレポート、峰山高原&千種高原編(2008年7月21日)
「シャンシャンシャンシャン・・・」目覚まし時計のアラームが聞こえないほど、朝も早くから賑やかなセミの鳴き声で目を覚ます。
またしても久しぶりのツーリングです。今日を逃すと次はいつになるか分かりません。前日から少しバイクのメンテナンスをして、行く気満々。準備はOK!
しかし暑いです。「暑い暑い」と言っていても涼しくはならないので、とにかく涼しそうな所を目指して出発です。
涼しい所と言えば北の方、とは言っても単純に北へ行っても意外と暑かったりします。そこで標高の高い所を目指すことにします。真っ先に思い浮かんだ所が「千種高原・・・。」ん?「またかよ!」って思わず自分でツッコミを入れてしまいそうですが気にしない気にしない。
とは言っても少し物足りない感じなので、峰山高原に立ち寄ってから千種高原に向かうことにします。

県道24号線県道8号線(多可町)県道8号線(神河町)

先ずは加古川に沿って県道79号線を北上し、加西市方面へ、そこから県道24号線、143号線を通って県道8号線へ抜けます。
夏休み最初の連休にもかかわらず、渋滞も無く、チョッと暑いですが快適なツーリングです。多可町の辺りまで来ると何だかちょっぴり涼しくなったような気がします。
県道8号線に入るとツーリング気分も盛り上がってきます。

県道8号線は既にレポートで紹介済みですので詳細はそちらをご覧下さい。
<兵庫県道8号線(加美山崎線) 多可町〜神河町神河町〜宍粟市

雲行きが怪しい県道8号線(神河町)国道312号線を横切り更に県道8号線を西へ西へと走り、峰山高原を目指します。
神河町の辺りでは、のどかな田舎の風景と眩しいほどの田んぼの緑の中をのんびりと走りながら、ふと遠くの山に目をやるとチョッと雲行きが・・・。
前日から今日はツーリングに行く!と決めていたので、今朝は天気予報をちゃんと確認せずに出発してしまいましたが、前日の天気予報では降水確率20%、特に心配はしていなかったわけです。しかし、峰山高原を目前に山の上の方は雲に隠れてしまっています。
イヤ〜な予感がしますが万が一雨が降ってきたら、峰山高原へは立ち寄らず、そのまま県道8号線を走って国道29号線方面へ抜けることにして、とりあえず峰山高原を目指すことに。

あれ〜、太陽はどこ?峰山高原へ向かう道(林道?)坂の辻峠に近づくにつれ、徐々にコーナーがタイトになってきます。辛うじて雨は持ちこたえているようなので、県道8号線を離れ、案内板に従って峰山高原方面へ、道中は緩やかに上りながら更にタイトコーナーが連続する区間が続き、走り応えのある道です。
夢中で走っているとあっと言う間に峰山高原に到着です。
峰山高原に到着して辺りを見回すと、あれ?写真の通りすっかり霧(雲?)の中!?最近街中などではミスト散布が流行っていますが、まるで天然のミスト散布!?バイクの吸入空気温度計は24℃を表示!メッシュジャケットではチョッと肌寒いぐらいの気温でした。
天気が良ければゆっくりと休憩するところですが、雲行きが怪しいので早々に退散。

来た道を県道8号線まで引き返し、宍粟市方面(国道29号線方面)へ向けて一気に峠を駆け下りていきます。辻の坂峠の西側もタイトコーナーが連続し、下りのコーナーが嫌いな管理人にはチョッと辛い区間ですが、上った分は下るのが世の常ですから。

国道29号線国道29号線に出て少し北上し、国道429号線へ向かいながら途中のコンビニでお弁当を購入し、千種高原を目指します。千種高原でのんびりとお弁当を食べる計画ですが、天気が気がかりです。雨が降ったらお弁当など食べている場合ではありませんから。
そんな心配をしながら国道429号線を千草町方面へ向かい、千種町からは県道72号線を北上し、本日の目的地の千種高原を目指します。
県道72号線は高速ワインディングが続く非常に気持ちの良い道です。2車線の交通量の少ない道で、信号もありません。最近バイクに乗れない鬱憤を晴らすかのごとくスロットルを握る手についつい力が入りながら山上を目指して一気に駆け上がると千種高原に到着です。

県道72号線は既にレポートで紹介済みですので詳細はそちらをご覧下さい。
兵庫県道72号線(若桜南光線)

練習2練習1幸い雲は多めですが徐々にお天気も良くなってきました。ホッと一息入れてからお弁当を広げ、のんびりとお昼ご飯を食べていると、意外と沢山のバイクがやって来て、一息入れては走り去って行くの繰り返しで、思いのほか慌ただしい雰囲気の中でのお昼ご飯になってしまいました。
おまけに駐車場ではカラーコーンを並べて何かの練習でしょうか?常にバイクのエンジン音が響きわたっており、静かな高原でのんびり過ごすにはやはり平日に訪れないとダメなようですね。
ただ、しばらくスラロームの練習を眺めていましたが、鋭い走りと華麗なライディングで次々とコーンの間をすり抜ける姿が実に気持ちが良さそうで、あれだけバイクを操れられれば本当に楽しいだろうな〜と思いながら千種高原を後にしました。

南光ひまわり祭り帰りは、いつもと同じ様に県道72号線を戻り、そのまま県道53号線を経て佐用町(旧南光町)を抜けて国道179号線まで南下します。
旧南光町周辺では7月下旬になると「南光ひまわり祭り」が催され、そこかしこで太陽をいっぱいに浴びたひまわりが咲き誇っています。

佐用町を抜け国道179号線に入り、県道28号線、県道44号線(通称;播磨テクノライン)を経て国道2号線へ抜けます。道2号線から太子竜野、姫路、加古川の各バイパスを経て自宅へ。
せっかく涼しい所にツーリングに行っても帰り道ではムッとするような熱気の中を走ることになるので、信号の無いバイパスで一気に自宅を目指すのがいつものパターンなのですが、峰山高原の24℃はいったい何だったのだろうと思うほど別世界の暑さにウンザリしながらの帰宅でした。


本日の走行距離;240km

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