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ツーリングレポート、播磨シーサイドロード&岡山ブルーライン編(2009年3月12日)
めちゃくちゃ久しぶりの更新になってしまいました。前回更新の後についにバッテリーがアウトになってしまいまして、そのまま冬眠しておりました。冬眠中にバッテリーを交換しチョッとだけツーリングに行ったものの、ホームページ更新のネタにするにはあまりにもプチツーリング過ぎたので今日まで放置しておりました。

つまらない言い訳はこのぐらいにして本題へ。
ようやく少し暖かくなってきましたね。先日の日曜日に仕事で和歌山へ向かう途中、紀ノ川SAに数え切れないほどのバイクを見かけ「エエな〜。どこ行くんやろ?」などと恨めしそうに眺めておりました。
そんな訳で今回のツーリングは「和歌山へ!」っと言いたいところですが、「春眠暁を覚えず」とはよく言ったもので早起きにはちと辛い季節でもあります。管理人も人一倍早起きは苦手でして、当然の事ながら早起きなど出来るはずも無く、あえなく断念。

一頃に比べると暖かくなったとは言え、まだまだ山の方は寒そうなのでとりあえず南側の海沿いのルートを選択しました。今日は平日なのであの場所も走ることが出来るし・・・。あの場所ってどこやねん!?ってツッコミは無しの方向でお願いします。

先ずは加古川バイパス〜姫路バイパス〜太子竜野バイパスを経て相生市を目指してバイクを走らせます。バイパスを走り終え、そのまま国道2号線に入り、揖保川を越えた所で県道441号線〜県道442号線へと入り播磨シーサイドロード(国道250号線)へと抜けます。
県道441号線〜県道442号線を利用することによって交通量の多い市街地を避け、播磨シーサイドロードの良い所だけを走ることが出来ます。
県道442号線の名も無いような小さな峠を越える瞬間、眼前に播磨灘が現れ、いよいよツーリング気分も盛り上がってきます。岩見港を眼下に望みながら、峠を下りきったら播磨シーサイドロードです。
県道442号線播磨シーサイドロード(国道250号線)相生湾(播磨シーサイドロード)
播磨シーサイドロードは、通称「七曲り」とも呼ばれ、地元では有名なツーリングコースの一つで、七曲りの名が表すように海岸の崖沿いにクネクネと曲がりくねった道が続きます。ただし、七曲りと言ってもコーナーの数は7つではなく、もっとたくさんあります。
播磨シーサイドラインは比較的タイトなコーナーが連続し、眺望が良く、パーキングスペースも何箇所かありますので、しっかりと走りたい人ものんびりと走りたい人にもお勧めのツーリングコースです。
写真を見ていただければ分かると思いますが、雲一つ無い非常に気持ちの良いお天気です。キラキラと眩いほどに輝く播磨灘を横目に、コーナーを一つまた一つと駆け抜けていく、バイクツーリングで至福の瞬間ではないでしょうか?

県道441・442号線、国道250号線は既にレポートで紹介済みですので詳細はそちらをご覧下さい。
県道441・442号線(たつの市)
国道250号線(たつの市〜相生市)

播磨シーサイドロードを抜け、国道250号線を相生の市街地方面へと走ります。この辺りまで来るとトラック等も多く比較的混雑していますので、相生産業高校前の交差点を左折し国道250号線から離れます。
国道250号線から県道568号線へ入ると、石川島播磨重工や関西電力相生発電所の裏を通るチョッと寂しげで怪しげな道になりますが、交通量は少なくもちろん信号などもありません。混雑した国道と比べると遥に快適です。ただし、路肩に砂利が浮いているので道幅一杯を使って走ると危険です。
そのまま県道458号線へ入ると不釣合いなほど立派な2車線の道が、ひなびた漁村を貫いています。この辺りでは牡蠣の直売所があり、シーズンになると牡蠣を焼く匂いが食欲をそそります。
牡蠣の誘惑を振り切るように県道458号線を駆け抜け・・・って、別に振る切る必要も無いんですが、一人で牡蠣を焼く姿を想像するとちょいと寂しいものが・・・。近頃では珍しくも無い「お一人様」ですがなにか?って顔をする根性も無いヘタレですがなにか?

とにかく県道458号線を抜け、県道32号線に入ります。
県道32号線は「土日祝日は二輪通行禁止」です。レポート冒頭で触れた、平日なので走れるあの場所とは県道32号線のことです。
県道32号線県道32号線赤穂御崎
県道32号線は播磨シーサイドロードを少し寂れた感じにした道ですが交通量が格段に少なく、その面では走りやすいと言えるでしょう。しかし、眺望に関しては播磨シーサイドロードの方が優れています。
途中から分岐して「赤穂御崎」へチョッと寄り道。播磨シーサイドロードにも「万葉の岬」が有り、小休止には丁度良い場所がありますが、設備面*1では「赤穂御崎」の方が格段に充実しています。それぞれの眺望に関しては同じ様なものだと思います。
しばし休憩の後、赤穂御崎を後にして県道32号線へ戻るわけですが、赤穂御崎を回り込むように西側へも細い道がありますが、東側の道を県道32号線まで戻る方が走り易く、分かり易いと思います。
*1 赤穂御崎の設備・・・駐車場、トイレ、自販機、ベンチ、東屋、双眼鏡、大石内蔵助良雄之像

県道568・458号線、県道32号線は既にレポートで紹介済みですので詳細はそちらをご覧下さい。
県道568・458号線(相生市〜赤穂市)
県道32号線(赤穂市)

県道32号線に戻り、赤穂市街を抜け国道250号線へ再び戻ります。この辺りの県道32号線は赤穂市街を避けるバイパスのような道で、片側2車線の広い快適な道です。信号が多いのが玉に瑕ですが・・・。
そのまま国道250号線を日生方面へ向かいます。この区間は国道250号線しか無いので、トラックとも仲良く走りましょう。とは言っても、比較的流れはスムーズです。
日生を抜け、備前ICから岡山ブルーライン(県道397号線)へ入ります。かつては有料道路でしたが、現在は無料になっています。
岡山ブルーライン 片上大橋岡山ブルーライン一本松展望台
岡山ブルーラインの名前から受けるイメージは、「海の眺めが美しい道」を勝手にイメージするんですが、実際は全線を通じて海が見えません。むしろ山の中を走っている様な印象を受けます。
そんな道ですが、唯一海が見える場所が「片上大橋」です。ツーリングマップには「心洗われる眺望」と紹介されている片上大橋からの眺望は、走っているとほんの数秒しか楽しむことができません。しかし、橋の両側には待避所の様なパーキングスペースがありますので、ゆっくり眺めたい場合はココに駐輪することになります。トラックが駐車しているのを良く見かけますが、歩いて散策している人は見たことがありませんが・・・。
岡山ブルーラインの途中には、いくつかパーキングエリア(道の駅)があります。今日は「一本松展望園」で折り返します。
眺望の期待できない本線と違い、展望園と言う名前だけあって展望台からは播磨灘が一望です。この一本松展望園は眺望すばらしい以外にも、レストラン、JA直売所、ミニ鉄道公園など充実の設備で、いろいろと楽しめると思います。

県道397号線は既にレポートで紹介済みですので詳細はそちらをご覧下さい。
県道397号線(岡山市〜備前市)

帰りは走ることに専念したくて、来た道そのままノンストップで戻りました。
写真を撮りながらツーリングをすると、どうしても走ることに集中できません。常に良い写真を撮れそうな所を探しながら走っていて、「あっ、今の所で写真撮ろ!」ってな具合で頻繁に停車し、Uターンする事もしばしばあります。
きっとはた目には、ヘルメットを被ったおっさんがカメラ片手に道端をウロウロしている様は完全に不審者ですね。もし何処かで見かけても警察には通報しないで下さいね。
話が逸れましたが、久振りにツーリングに出かけ、改めてバイクツーリングの気持ち良さを実感した一日でした。


本日の走行距離;240km

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